明日で3月も終わり、早いもので、今年も四分の一が過ぎようとしています。

 

毎月恒例の母との映画は。。。と言いたいところですが、

当日、急に母が行けなくなり、後日一緒に行きたかったのですが、

私の都合で、どうしてもこの日しか空いていなくて、、、

朝、友人何人かに連絡してみましたが、皆さん、お仕事や用事があり

流石に、今日の今日では、、、残念ですが、一人で行くことに。

10時から上映、9時には出て、お天気いいのでママチャリこいで行ってきました。

 

『ぼけますからよろしくお願いします。~おかえりなさいお母さん~』

 

数年前に、テレビで、このご家族のことを知り、是非観てみたいと。

認知症の母と、その母を介護する90代の父の日常を描いた、ドキュメンタリー映画で、

一人娘が、自らカメラを回し撮影、監督、語りをされています。

 

結婚して60年、あんなにも素敵な愛の形があるなんて。。。

とにかく、私はずっと涙が出っぱなしで、マスクがびしょびしょに。

娘さんは、ご両親に、とても愛情深く育てられたのがよくわかります。

 

「よっちゃん」といつも、優しい声で呼びかけてくれる母。

今はまだ、母がぼけてしまうなんて想像もできないけれど、

もし、認知症になって、私のことがわからなくなる日がきたらと思うと悲しいな。。。

 

まん延防止も解除され、座席も一つおきではなく通常通りになっていました。

早めについたので、一番後ろの一番左側の定位置で観ることができました。

 

先月、母と観た『ドライブ・マイ・カー』は、先日、見事に

第94回アカデミー賞で、国際長編映画賞を受賞しましたね。

昨年の12月には、同じ監督の『偶像と想像』も観ています。

 

映画の後は。。。

千葉大の前をちょうど通るので、近くの公園に寄って、ひとりお花見。

 

この日は、桜をイメージして、ピンクを着てみました。

 

母は、一人で今日観てきたようで、「いい映画だったわ~」と。

お母さん、来月は一緒にまた行きましょうね~

皆様にも、是非とも観て頂きたい映画です。

 

 

~人が生きて老いてゆく先には、必ず死と別れがあります。

でも人生の最終章は悲しいだけではありません。

お互いを思いやり、かわす笑顔もありました。

今回もまた、誰もが自分のこととして、

感じてもらえる物語になったと思います~

 

信友直子(監督、撮影、ひとり娘)