朝夕は、すっかり涼しくなり過ごしやすい季節になりました。

そして、少しづつ、日が暮れるのも早くなりましたね。

 

毎日のように通る道には、今では、すっかり枯れてしまいましたが、

少し前までは、彼岸花が美しく咲いていました。

 

毎月恒例、今月の母との映画はこちら。

 

『SWANSONG(スワンソング)』

 

現在は、老人ホームで暮らす、ゲイのヘアドレッサーが、かつての顧客の遺言で

彼女に死化粧をするために、ホームを抜け出してのロードムービー。

 

主人公は、実在の人物がモデルで、監督が17歳の時に

ゲイクラブで踊っていたのを見て、衝撃を受けたとのこと。

いつかは、この人を題材に。。。と思い続けて、念願がかなったようです。

 

いつものお決まりの一番後ろの端っこの席で。

 

映画の中で、思いがけず私の好きな曲が流れて、嬉しくて。。。

「あなたしか見えない」という日本語のカバー曲も生まれました

原曲のメリッサ・マンチェスターの「Don’t Cry Out Loud」

リタ・クーリッジが、この曲で、東京音楽祭でグランプリを受賞した瞬間

まだ高校生だった私は、リアルタイムで観ていて、この曲に感動!

20代、カラオケで、伊東ゆかりバージョンが十八番でした(笑)

 

ペパーミントグリーンの衣装に首元にスカーフが良くお似合いで、

グリーンのフレームのヴィンテージ?のサングラスは、私好みで素敵でした。

 

今日、「10月分のチケットもらったわ~」と母から連絡ありました。

私は、毎月頂いているので、2回行けるのを楽しみにしています!

 

初めて聞く言葉、スワンソングとは。。。

白鳥がこの世を去る際に、最も美しい声で歌うとされる伝説から生まれた言葉で、

アートや技に身を捧げた者たちが、人生最後に残した作品、最後のパフォーマンス、

つまり、有終の美が「スワンソング」と表現されるそうです。

 

最近、年齢のせいか、

ふと、自分はどんな風に人生を終えるのだろう?と、考えることが多くなりました。