2月も、あっという間で、あと残り二日となりました。

今日は、北風が強くて、寒かったですね。

 

毎月恒例の母との映画は。。。

『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』

 

世界で13人だけが、受賞している

登山界のアカデミー賞と言われる『ピオレドール2021生涯功労賞』を

アジア人として初受賞されました、山野井泰史氏のドキュメンタリー映画。

 

私も、今回この映画で、初めてこの方の存在を知りましたが、凄い方です!

世界の巨壁に、<単独、無酸素、未踏ルート>で挑み続け、登頂を成功させた登山家ということ。

凍傷で両手足の指を10本も無くされていると聞いて、さらに驚きです。

 

9歳上の同じ登山家の奥様も、旦那様をしっかりサポートされて、とても素敵な方です。

奥様も、凍傷で両手の指全て、第二関節から失いながらも、

手作りの餃子を作ったり、野菜を育てたりと、何でもこなす姿には驚かされます。

 

劇場のポスターには、自らも登山されるという監督のサインがありました。

 

劇中では、毎年、母とお花見に行っている、千葉城がなぜか出てきてビックリ!

山野井さんは、幼少時代に千葉で育ち、実家が近いこともあり

亥鼻公園周辺の壁が練習場だったようで、クライミングの跡が今でも残っているのです。

 

一番後ろの端っこのお気に入りの席で。

今日は、私も赤いセーターを着ていき、母と同じに。

20代、30代、40代と、全くと言っていいほど、赤は着なかったけど、

年々、こうして服も明るい色へと変わってくるのですね~

 

登山と言えば、息子と行った高尾山を思い出します。

「50歳の記念に富士山に登ろう!」と思っていて、結局行かず、10年が経過。

今でも、日本一高い所へ行ってみたいと気持ちだけはあるのですが。。。

 

57歳の今もなお、挑戦し続ける姿に勇気をもらうとともに、エールを送りたいです。

日本に、このような素晴らしい方がいることを、知ってもらいたいたく、

是非とも、皆さんにも観て頂きたい映画です。