自称、靴フェチの斉藤です。
気に入って手にした靴には、沢山の思い出が詰まっています。
かれこれ30年近くなる、『BOUTIQUE OSAKI』のパンプス。
未だに大事に持っている人は、一体どのくらいいるのでしょう?
あの頃OLには、オーダーもできるこちらの靴は必需品のようなものでした。
当時、今はなき数寄屋橋阪急の一階の奥にお店があり、会社帰りにのぞいては眺め
お給料のたびに、自分へのご褒美?のように買っておりました。
まだ20代前半の私には高価な靴でしたが、なにせ時代が時代でしたから・・・
同系色のトップスを合わせ、黒のコートとパンツ、素足で合わせてみました。
バックとストールも靴と同色系にして、黒とベージュの二色でスッキリと。
秋なら黒いパンスにしますが、全身重くならないように、抜け感を!
女性の靴にも流行がありますが、基本的にベーシックなシンプルな物が好みで、
自分がこうと決めたら、あまり流行に左右されない性格のため、
30年近くの月日を経た今履いても、自分では全く古さを感じません。
色が薄いだけに汚れは、もちろんありますが、そんな昔の靴とは思えないほど
革質も良く、日本製のしっかりとした丁寧な作りに改めて感動します!
こちらが証拠写真の25歳の時。
たしか友人の結婚式に着た服に合わせて買ったはずです。
○○万もしたシルク100%のダナキャランのワンピース、世の中まさにバブルでしたね。
ヒールがひし形のようになっている斬新なデザインに魅かれて、
黒とgoldのコンビのこの形の靴がどうしても欲しかった、私のファーストオーサキ。
当時は、一目見てすぐ、ここの靴だかわかったものです。
今も、こちらのブランドのショートブーツもお直ししながら大事に履いています。
我が娘は現在、この靴を買った頃の私の年を越していますが、見ていますと
本革ではない安い靴を買っては、2〜3年ですぐ処分して新しいのへという感じです。
ファストファッションの流行りでもあり、時代が時代なので仕方ないのでしょうか、、、
時は1988年、24歳の頃
同期の二次会へ、会社の同期や後輩たちと一緒に。
この黒地に金のボタンの大好きなワンピースによく合わせていました。
goldのチェーンベルトが何とも懐かしいです。
たまに衝動買いもしますが、長い目で見て、ずっと飽きずに使い続けれるかな?
と、考えて買うように心掛けております。
このシンプルなコートも長年着ています。
物には流行があり、何でも一生ものとは言えないかもしれませんが、
そんな中でも時代を超えて、ますます魅力を放つものもあります。
私にとっての靴とは、履きつぶして捨てるという感覚がなく、
メンテナンスをしながら、ずっと愛着をもって履き続けていくていくものだと思っています。
さあ、冬の間お世話になったブーツなどのヒールをチェックして、磨いたり
また次の秋冬に気持ちよく履けるように、メンテナンスにだすものをチョイスしたり、
自分のお気に入りたちと過ごす時間を楽しもうと思います。