息子から三ヶ月遅れの誕生日プレゼントを。
ストール好きの私のリクエスト、色はグレーのFaliero Sarti。
大ぶりで巻くとボリュームたっぷりで、肌触りも良く、一年通して使えます。
ふわふわとした羽をまとっているようで、ストールひとつにしても
やはり、年齢的にも上質なものを身につけていたいなと思います。
このような感じでいつも、グルグル無造作に巻いてしまいます。
素材の主はモダ―ルという、合成繊維ですが、シルクのようななめらかさと光沢があります。
色違いで何枚も欲しくなってしまいます。
これの色違いのベージュを持っていて、大きさといい、素材といい気に入っていて・・・
三年前の夏、長さも2m近くあり、日に焼けないよう肩からかけたり。
こちらも同じ年、見た目には暑苦しく見えますが、、、一年中巻いています。
昨年の春、何にでも合う色なので、かなりヘビロテしています。
ちょうど色違いが欲しいな〜と思っていたところでした。
息子からのプレゼントの思い出と言えば・・・2012年の8月
帰宅後、「はい、これ」と手渡された紙袋、「え~ママに?」とびっくり。
すぐに宝飾店の袋とわかり、もしや・・・アクセサリーを???。
「一応、ダイヤモンドだよ、半額だったけど」と。
初めてもらった息子からのアクセサリーのプレゼントにおもわずビックリ!
まだあどけない幼稚園の頃、「大きくなったら、ママに指輪を買ってあげるよ!」 と、
かわいらしいことを言ってくれ、とっても嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。
選ぶとき、友人たちも一緒に付き合ってくれたらしく、ピアスにしようと思ったらしいのですが
私は大きいタイプが好きなので、予算的に無理だと思ったようですね。
どれにしようかと迷い、店員さんにナント!スマホでブログなどの私の画像を見せて、
「この人なんですけど・・・」と言ったらしくて・・・若い女性の店員の方に
「これなら、きっとお似合いになると思いますよ、私が保証します」と言われ決めたようです。
あの頃大学生、夏の合宿代のために掛け持ちでバイトをしていた息子。
稼ぐことの大変さも段々わかってきていたはず。
そんな中で、私のためにと思ってくれた気持ちが嬉しくて、嬉しくて・・・
今こうしてブログを書いていても、涙が出てきてしまいます。
まさに思いもよらないプレゼントに、ただただ感動でした。
好きなドラマ「校閲ガール」第7話のワンシーンより、
『お前が生きてそこにいて、それだけで十分だ、親がそれ以上求めるものはないよ』と。
まさしく本当にその通りですね・・・心に響きます・・・
本当にどうもありがとう、どれも一生大切に使わせてもらいます。
私には、0・1キャラでも、どんなダイヤモンドよりもずっしりと重く、大きく感じます。