誰にでも子供の頃、大切にしていた思い出のものが何かあるはずです。

そして、今それを見ると、当時の懐かしい情景が蘇ってきます。

 

いくつもあるのに・・・不思議とそれでもまた欲しくなるバック。

特に女性は、様々な服装をしますので、それに合わせたものを持ちたくなります。

私も、例えば夏限定のかごバックだけでも、一体いくつあるでしょう?

それに、昔や今のブランドバック、普段持ちのバック、エコバックまで入れたら・・・かなりの数です。

どんなスタイルをしても、いつも同じあの有名ブランドバックを持っている方もいますが、、、

人それぞれの価値観ですが、う〜ん、なんとも私には不思議な気がしてなりません。

やはり、服装やTPOに合ったものを持って、そのバックが生きてくる気がします。

合わせるバックによってもイメージがガラッと変わるので、

私のファッションアイテムの中でも靴と同様、需要な役割をしている気がします。

 

そんなバック大好きな私の原点でもあるのがこちら・・・

40年以上前、小学生の時に買ってもらった、初めての革のショルダーバック。

黒のスエード地に茶色の革で周りを縫ってあるもの。

たまに思い出しては、取り出してみて外に陰干したり。

保管状態がよかったのか、目だった傷やいたみもなく、今でもかび臭くないんです。

小学生の時は、ハンカチとチリ紙くらいしか入れてなかったのかな?

とても気に入って外出時にはいつも持っていたと思います。

バックを持つと、ちょっと大人っぽくなった気がして嬉しかったような。

 

1974年とあるので、私11歳の時。

当時は父の転勤で大阪にいる頃、別府に家族旅行した時にも持っています。

あの頃は、よくGパンを履いていました、この時の靴も同じ黒いスエードだったと思います。

 

当時の思い出は、フィンガー5が全盛期で、学校では友人たちとマネして歌ったり。

あの流行したトンボのサングラスも買ってもらいました、流石にもう手元にないですが、、、

 

母は、子供の頃から、素材の良いものを与えてくれました。

それは、きっと自分の人生経験から、長持ちし大切にするからとわかっていたからでしょう。

母は自分の趣味で、キャラクターなどが書いてある服など一切着せなったようで、

私も娘にセーラームーンが流行っていた幼稚園時代、持たせなかったですね。

今思うと、自分の好みを押し付けて、ちょっと可哀想っだったかな、、、と。

 

大事な人からの贈り物、初めてのお給料で自分で買った、親から受け継いだ・・・等々

皆、それぞれにバックの思い出が、何かしらあるはずです。

とっておいても、もう持つこともないバックだけど、、、捨てれなくて、、、

 

最近、こうして急に昔を懐かしく思うことが多くなりました、

それだけ年をとった証拠なのかな・・・