先日のブログでも、書きましたように、祖父母宅でみつけたモノ。

目にした瞬間、色、形、全てがドンピシャ私好み。

それが、こちらのバック。

 

大好きなカーキ色のクラッチ型の小さなバック。

きっと、小柄だった祖母が持つとちょうど良かったのかな?

 

表面から底にかけて、クロコ?の型押しのような模様になっています。

 

中も同色の裏地で、3つポケットがついています。

 

ナント!中には、昭和37年のクリーニングの承り票が入っていました!

私が生まれる1年前ということで、55年前のものですね。

小さなポケットにはミラーも、昔のバックには、つきものでした。

 

着物の時でも・・・と思っていますが、まだ使ったことがありません。

昔、長女の母を筆頭に五人の子供たちを連れて、満州から引き揚げてきて、

物がなかった時代を生きてきた祖母が、きっと大切に普段使っていたのでしょう。

 

水戸の偕楽園にて、生まれて半年くらいの私を抱いている祖母。

来年用にと、母が買った大きめの素敵なツイードのコートを着ています。

時代的に、このバックを使っていた頃ですね。

 

レトロなバックと言えば・・・昭和に流行ったビーズバック。

きっと皆さんのご実家にも眠っているのでは?

作る職人さんが減ってきているようで、貴重なもののようです。

 

本当にいつも優しくて、可愛らしい祖母でした。

私の子供、つまりひ孫のお守りをしに、我が家にもよく来てくれました。

おばあちゃん、もう一度会いたいな・・・せめて夢にでてきて・・・