今朝、前回ブログのコメントを頂き、そう言えば当時ずっと着けていたな・・・

と思い出し、この思い出のネックレスのことを書いてみようと思います。

 

2012年12月に従弟の結婚式に招かれました。

母の一番下の弟にあたる叔父は、従弟が9歳の時に他界しました。

叔父は末っ子だったため、姉の娘=私をまるで年の離れた妹のように可愛がってくれ、

少し遅れの二十歳のお祝いに、クルーガーランドのコインをプレゼントしてくれました。

 

当時、すごく嬉しくて、自分で枠をつけて、持っていたチェーンに通して、

毎日のように肌身離さずつけていたことを思い出します。

 

このように、当時の制服姿の写真にも写っています。

指にも何本かリングをしていますね〜

 

25歳くらいかな?会社の送別会にて。

当時の写真には、ほとんどこのネックレスが写っています。

 

まさかその後、5年くらいで突然亡くなってしまうとは・・・

母からの電話で、会社よりまっすぐ病院へ向かい、ICUで面会した叔父は、

そのまま意識が戻らないまま・・・帰らぬ人に。

そのことで、よけいに思い入れが強くなり、まるで御守りのように大切なものに。

 

当日の結婚式では・・・

それから、女手ひとつで子供たちを育てた叔母のことを思いながら、

今までのいろいろな思い出が頭の中をよぎっていき、従弟と息子の姿が重なり、

また、バージンロードを歩く花嫁さんの姿と娘が重なり、

近い将来、我が子たちにもこういう日が来るのであろうかと思うと

式や披露宴の間中、感極まり涙がずっと溢れてしまいました。

「ママ~、何そんなに泣いているの?おかしいよ~」と娘に言われてしまうほど。

この母親の気持ちは、母にならないときっとわかるまいと心の中でつぶやいていました。

 

「きっと、あなたたちの挙式当日は、ママは大泣きすると思うけど、許してね・・・」

 

その時、従弟に向けた私の思いは・・・

「まーくん

天国にいるお父さんが、今、一番喜んでいることでしょう。

これからは、どうぞ末永くお二人で幸せな家庭を築いていって下さいね。

可愛いBABYの誕生を楽しみにしています。

お招きどうもありがとう、素敵な感動する結婚式に参列できたこと光栄に思います」

現在は、男の子が生まれて幸せな家庭を築いています。

 

ずっと大切にしまってあったけど、今日一日身につけていよう。

叔父様、素敵な贈り物をどうもありがとうございました!