昔は、どこの家にもあったのに、今となっては珍しいものに!?

じゃんじゃかじゃ〜ん♪

私の実家にある固定電話、黒電話です。

もちろん、今でも現役で何十年と使用しています。

 

中学、高校の頃は、長いコードを自分の部屋にひっぱてきては、

恋の悩み事、宿題の事等々、友人と何時間も長電話したものです。

 

今の子供たちは、携帯電話を持つのが当たり前の時代。

それによって、直接電話やメールで連絡しあえるという便利な半面、

親が子供たちの交友関係を察するすべがなくなってしまうという感じもします。

昔、固定電話しかなかった頃、特に男性は、女性に電話かけるのはとても緊張したと思います。

「どうか相手のお父さんがでなませんように」 と・・・

私の父も厳しかったので遅い時間だと切られてしまったり、

男性からの電話だと、「どちらの〇〇さん?」なんて聞いたり、と、ドキドキしたものです。

前もってかける時間を決めておいて、我先にと受話器をとっていたような気がします。

実家でこの黒電話を見るたび、昔を思い出し懐かしくなります。

「も~変えた方がいいんじゃない?ダイヤルは手が疲れるし・・・」と私。

業者の方のお話だと、黒電話の方が地震などの災害時は、

つながりやすいこともあり、これから先もずっと使うようです。

 

今では、プッシュ回線なので、ほんの数秒でかかってしまいますが、

ダイヤルを回すあの手の感触が懐かしく、実家へ行くとついつい触ってしまいます。

昔は、10人?くらいは番号を指の感覚が記憶して、かけられたような気がします。

子供たちも小さい頃から使っていたので、慣れ親しんでいます。

未だ、黒電話を使っているお宅は、どのくらいいらっしゃるのでしょうね?

あのレトロな感じが何ともいえず好きです。