2014年8月、娘の誕生日祝いに、母から手作りのキルトの贈り物が届きました

娘の好きなピンクを基調とした、ハートのモチーフのベッドカバー。

 

洋裁、刺繍など、昔から手作業が大好きで得意な母です。

あの年の今頃、実家へ行くと、母が細かく布を裁断していました。

「8月のお誕生日までにベッドカバーを作ろうと思って・・・」と。

パッチワークをされる方ならご存知だと思いますが、

図案を考えて、布探しから始まり、モチーフごとに布を裁断し、

細かい布を一枚一枚ずれないように縫い合わせ、その小さなパーツをつないで、

さらに裏地との間に綿を入れて、三枚をおさえるように上からキルトしていきます。

私には、とても気が遠くなるような作業です。

 

実は、30年近く前、私の結婚のお祝いにもベッドカバーを作ってくれました。

ダブルサイズだったので、もっと大変だったと思います、、、

出窓に飾ってありますものも、ウエディングドレスをモチーフに

刺繍をしてくれて額に入れ、お祝いにくれたもの。

 

娘の誕生日に間に合うように、毎日少しづつ縫ってくれていた母。

初孫である娘をとても可愛がってくれ、

娘が小さい時は、母と私がそうであったように

私と娘に、お揃いの洋服を沢山作ってくれました。

母が着ています、この刺繍入りのこのワンピースも母のお手製。

 

娘の誕生祝いにも、このようにキルトを作ってくれました。

まわりのXmasの小物類も母の手作りです。

幼稚園入園の時の手づくりの上履き入れやバック、コップ入れなど、

また、小学校の入学式の手づくりの紺のワンピースも思い出にとってあります。

 

「おばあちゃんって可愛いよね〜」といつも娘が言います。

「ママとは、全然似ていないよね〜」と辛口、確かにそうです、、、

娘もとても喜んでいます。

母がどんな思いで、一針一針縫ってくれたかと思うと・・・

嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいで、涙が出てきてしまいます。

私もそうですが、母親が子供を思う気持ちは計り知れないものがあります。

 

「お母さん、いつもどうもありがとうございます」