今日で6月も終わり、涼しく過ごしやすい日です。

夏というと・・・自然の素材を編んだ「かごバッグ」の出番です。

昔から、かごバックは好きで、アジアのあちこちでよく買ってきたものです。

私は、このひとつひとつ手作りの素朴な風合が大好き!

 

アケビや山葡萄のツルで編んだかごバック。

 

母が使っていたものを譲り受けた最初のもの。

 

普段の近所のお買い物やお着物、浴衣の時に持っています。

 

夏の着物のにも。

けっこう沢山物を入れても、頑丈なところもいいですね。

 

浴衣の時にも。

中身が透けてしまうので、巾着袋を入れたり、

口が大きく開いているため、風呂敷や手ぬぐいで目隠ししています。

 

どんな色の浴衣にも合います。

今年は、紬を着る時に、持とうと思います。

 

同じ素材でも編み方の違いで、雰囲気も違って見えます。

 

こちらは、母が普段使いしている、山ブドウのつるで編んだもの。

今は、作り手?原料?が減ってか、高価になっていてビックリ!です。

でも、一つ一つ手作りで、職人の方の作る工程の手間や時間を考えたら、

大事使えば、次の世代にも受け継がれるので、むしろ、お安いと思います。

 

並べて横から見ると、網目が何ともいえず美しい!

 

もう20年以上使っているものもありますが、型崩れせず、しっかりしています。

使い込むほど馴染んできて、手の脂で濃い飴色になり、ツヤが出てくるのが魅力です。

ですので、ますます愛着が湧いてきます。

 

ひとつひとつ職人さんが時間をかけ、丹精込められた手作りの品。

年々貴重になっていく枝と貴重な素材でできた、伝統の日本の籠。

母から譲り受けたものも含め、いづれ娘も持ってくれると嬉しいです。

これからも、一生のものとして大切に使っていこうと思います。