芸術の秋を堪能してきました。

 

光栄なことに、千葉県立美術館のチケットを頂きました。

 

令和元年度 特別展

絵のみち・祈りのこころ『日本画家 後藤純男の全貌』

 

千葉県立美術館は、昭和49年(1974年)に開館。

千葉県ゆかりの美術家の作品を主に収集しています。

 

最寄り駅は、京葉線か千葉都市モノレールの「千葉みなと駅」になります。

後ろには、千葉のシンボルでもありますポートタワーが見えます。

 

大きなパネル一緒に記念写真を。

 

敷地内には、千葉県佐倉市出身の画家、浅井忠の像が置かれています。

 

絵心は全くない私ですが、絵を見るのは大好きです。

作品を拝見するまで、この画家さんのことは存じ上げませんでした。

1930年、千葉県東葛飾郡木間ケ瀬村(現在の野田市)の真言宗の仏門に生まれます。

僧侶となる修行を受けながら絵を描き、

“仏道の道を捨て、絵の道を選んだ”画家とのこと。

残念なことに、2016年に逝去されています。

 

中に入りますと、年代順に、初期の作品から晩年の作品を60点余が展示されています。

初めの頃は、人物画や地元の風景などを描いており、

その後は、国内、海外の素晴らしい風景画を。

何よりも、襖絵のスケール感と迫力に圧倒されてしまいました。

 

純金やプラチナ等の自然の鉱石を使う天然岩絵具で色鮮やかに描かれた絵画。

それだけに、とても興味深く、出来るだけ近づいて拝見。

絵画の隣には、デッサン画もあり、ご本人が実際に使用されていた

絵の道具も展示されてありました。

 

芸術に触れる?といことで、なんだかスカートの気分、

長年愛用のキャメル色のラムのスカートで。

 

美術館の外観は、常滑焼の打込みタイル仕上になっていて、美しく、

約一万坪の敷地は、ちょうど紅葉で色づいていました。

 

色鮮やかな海外の絵も、とても美しいですが、

今回、改めて、日本の伝統文化である日本画の素晴らしさを知りました。

 

北海道に『後藤純男美術館』があるようですが、

わざわざ、あちらへ行かなくとも、来年の1月19日まで、

千葉で作品が見られるのは、貴重ですので、この機会に是非

いらしてみてはいかがでしょう?

 

ちょうど今、千葉市のシンボルの、地上125mの千葉ポートタワーの壁面に

カラフルな電球が輝く100mの巨大Xmasツリーも見られます!