明日からの連休はお天気よさそうですね。

午後からは、風が強くなってきて、夜には雨になるような。

 

今週の初め、毎月恒例、母と映画へ行ってきました。

毎回行くたびに、予告を参考に、館内にあるフライヤーを手に取り、

次回の映画は、何を観ようか?と一緒に決めています。

 

そうして選んだ映画は。。。

『娘は戦場で生まれた』

 

カンヌ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞も受賞した

内戦が続くシリアの惨状を伝える衝撃的なドキュメンタリーです。

 

写真の女性は、監督でもある、ワアド・アルカティーブ

アレッポ大学に在籍し、政権に抵抗する学生の一人だった彼女が

デモへの参加を機に、その様子をスマホやビデオで記録し、

2012~2016年に撮影した、北部の都市アレッポの現状を見せています。

 

小さな子供たちも犠牲になり、雑然と並べられている多くの死体。

同じ世界で、本当にこんなことが起こっているのかと、ただただ辛く驚くばかり。

何不自由なく日本で暮らす自分には、全く想像もつかない世界でした。

今、世界中コロナで大変ですが、そんなコロナ騒ぎの非ではないと。

そして、自分の悩みなんて、ちぽっけなことだと。

空爆が鳴り響き、常に、死と隣り合わせでいることに比べたら。

だからと言って、私に一体何ができるのだろうかと考えさせられるものでした。

アラビア語で“空”を意味するサマと名付けた娘の笑顔が唯一の救いだったはず。。。

 

次の日からは、暖かくなりましたが、この日は肌寒くコートに、

息子から以前、ホワイトデーのお返しにもらったスニーカーで。

 

アンティ―クが好きな母は、海外のアンティ―クのブローチをしていました。

 

どうか、いつか世界中で、戦争がなくなり、平和でありますように。。。

多くの方に、是非、観てもらいたい映画です。