あちこちで紫陽花が咲き始め、もうすぐ6月なんだな~と。。。

 

最近の悲しいニュースで、初めて“花さん”のことを知りました。

今まで番組も観たことがないので、どのような内容だったのか、

これに至った経緯もわからず、どんな書き込みもあったのかも全くわかりませんが、

それを苦にして、彼女が自ら命を絶ったのは事実。。。

 

人は、ちょっとイヤなことがあると、「あ~もう死にたい」なんて、

口にしてしまうこともありますが、まさか、本当に死ぬわけでは。

 

私は、父の転勤にともない、子供の頃は大阪や名古屋へ。

幼心に、言葉の壁?(大阪弁や名古屋弁)には戸惑いましたが

幸い良い友人たちに恵まれ、イジメは経験したことなく楽しい思い出ばかりでした。

ですので、そういった辛さはわからないかもしれませんが、、、

 

『表現の自由』とは一体何なんでしょう。

いくら自由と言っても、特定の相手を攻撃することは違うと思います。

彼女がその人たちに、直接何かしたわけではないのに・・・

無視して、またバカな事を言ってるなと思えればいいですが、そう思えない人も沢山います。

人の命まで奪ってしまう言葉の凶器は、本当に恐ろしいです。

 

私事ですが。どなたかが、立ち上げたサイトに対して

実は、数年前に私も悩んだことがあり、弁護士さんに何度か相談しに行ったことも。

でも、時間とお金がかかる裁判までするのは、かなり大変なことで、

発信者の特定や情報を開示するには、起訴に持ち込まないといけない。

また、ネットで調べて、サイト自体を全て削除してくれる会社をみつけましたが、

問い合わせると、金額は何十万とかかかり、削除したらしたで、

さらに炎上?するというリスクもあると言われて、結局は泣き寝入り。

どうして、人が書いたことに対して、自分が大金を払わなければいけないのか

結局、“見ない”のが一番という結果に。

あのコンテストにさえ出ていなければ、、、と後悔したこともあります。

そういうこともあり、ブログ以外、SNSはやらないのです。

 

彼女にも、誰か相談する人がいたら、思いとどまっていたのかも。

22歳とまだ若く、まだまだこれから楽しいこともいっぱいあったはずなのに。

プロレスラーだから強いわけではない、同じ人間です。

私にも娘がいるので、子供の死、お母様の心情を考えると耐えられないです。

 

こうしている間にも、同じような思いをしている人も、きっといるはず。

こんなことで、大切な命をなくさないでほしい。

 

人の死が起こらないと、動かない社会に対し、

これからは、匿名での誹謗中傷対策をしっかりしてほしいと願います。

いつか、立ち上げた方が私を削除してくれることを望んでいます。

私が苦にして死なない限り、警察も動いてはくれないのでしょう。

 

今回、花さんのことだけでなく、あちこちで誹謗中傷の書き込みをしている方は、

もっと、人を死に追いやるという、この事実を重く受け止めて下さい。

 

花さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

そして、こうした悲しい出来事がなくなりますように。。。

 

 

昨日の新聞記事によりますと。。。

高市総務相は、悪意のある匿名発信者の特定を容易にできるよう

制度改正を検討する考えを示し、年内にも具体案を取りまとめる方針で、

インターネットで中傷を受けた被害者が発信者の情報開示を請求できる

『プロバイダー責任法』について、請求手続きの簡素化や

開示情報の拡充などを進める、とありました。

一日でも早く制度改正を望んでいます。