連日、猛暑日が続いています、そろそろ梅雨明け!?

 

先日、受け取りに行ってきたモノは。。。

 

好きな台を選んで誂えました、お草履。

 

実は、この草履は。。。

こちら、昨年の12月の美魔女コンテストにお着物でお出掛けした時に履いたもの。

 

お恥ずかしい話ですが、、、

家を出る時は、何ともなかったのですが、帰宅後見たら、大変なことに!

履くのは、まだ2回目というのに、7~8年ぶりということで、経年劣化したようです。

まさか台が合皮とは思っておらず、、、

帰りが、昼間でなくて良かった。。。

 

普通なら、処分してしまうのですが、鼻緒が蛇?のようなので

台を取り換えて、挿げ替えてもらったら、まだ使えるはずと、とっておきました。

 

ネットで、色々検索しましたが、千葉市では、お直ししてくれるところがなく

どうしよう???と思っていたところ、お教室で草履の相談会がありました。

 

沢山、色々な種類がある台の中から

私が、一瞬で「これ!」と決めたのが、こちらの網代です。

しかも、決めてからお値段見て、ちょっと驚きましたが、、、

 

網代とは、木や竹、草などの植物を、細かく薄く加工したモノを材料んとして

縦横交互に編んだものの総称になります。

 

職人さんに、この鼻緒を活かして、新しく草履にしたいと相談したところ、

この鼻緒は、ニシキヘビなので、このまま使ったらいいとのこと。

 

あっという間に、鼻緒が外れました。

 

そうして、完成したのがこちらです。

皆さんから、「斉藤さんらしい」と言われましたよ。

今回は、本革なので、あのようにボロボロになることはないので、安心です。

 

鼻緒の親指と人差し指で挟む部分を「前坪」と言います。

着物の裾から、チラッと覗く、小さな部分ですが、そこもこだわりたい私。

帯揚げや帯締めなどの小物と、ここを色合わせするといいみたいですよ。

 

濃い赤?深い緑?。。。。と、さんざん悩んでいると、

「絶対、辛子色がかっこいいよ!」と、この道50年の職人さんが、言って下さり決定。

 

中が赤い、素敵な黒い箱に入れて頂きました。

 

世界でひとつ、私の足の形に合わせた

私だけの素敵なオリジナル草履ができました。

 

職人さんの丁寧な仕事ぶりは、かっこよくてずっと見ていられます。

しっかり、動画も撮らせて頂きました。

 

お洒落は、足元からと言います。

網代の草履も、夏だけでなく一年中使えるそうなので、

紬など、カジュアルなお着物に合わせて、どんどん履こうと思います。

 

次回、お会いする時には、「かかとのゴム交換してください!」と、

言えるくらい、お着物も頑張って、沢山着なくては!?