本日は、成人式ですね。
今年、成人を迎える皆様、おめでとうございます。
息子の成人式は、大雪でしたが、今日は、良いお天気に恵まれ良かったです。
さて、前回のブログで着ていたお着物は。。。
娘と一緒に、着物が着たいという私の希望を母が叶えてくれて、
26年前に、娘の七五三の時に、仕立てた着物です。
この翌年、息子の卒園式にも着ているので、それ以来ということになります。
母と一緒に、千葉SOGOの呉服売り場へ行ったのを思い出します。
当時、着物のことは、全くわからず、、、
洋服感覚で、とにかく自分の好みの色や柄で、選びました。
色無地ということで、恐らく、家紋を入れた方がいいということだったような気がします。
色々学んだ今となっては、家紋がない方が、もっと気軽に普段に着られたのにと思ったりもして、、、
好みがはっきりしていることもあり、初めから、薄いピンクや黄色、水色などの色は
全く選択肢になく、しかも、花柄などのない無地がよかったので、色無地を選びました。
数ある中から、この濃紺の落ち着いた色に、すぐ決まりました。
今の年齢なら、顔映りのいい、もっと明るめの色を選んだかもしれません。
袋帯も、黒地に金糸を中心に色々な色が入っていて、一目惚れでした。
当時は、帯揚げと帯締めは、母のモノを使い、今回も帯締めは同じモノで。
バックも26年前と同じ、クロコのバックを持ちました。
前日には、実家から持ち帰ってきて、練習しました。
いつも、カジュアルな着物に合わせた帯が多いので、
しっかりと固めの袋帯ということで、お太鼓の形がうまくいかず難しかったですね、、、
久しぶりに見た着物は、クリーニングしてあることもあって、とても綺麗な状態。
いつも、お天気の良い日、虫干ししてくれ、管理してくれていた母に感謝です。
自分なりに、多少は覚悟していましたが、
確かに、着物はお金がかかります、なので、なかなか仕立てることはできません。
母の着物が着られたら一番いいのですが、なんせ、サイズが小さ過ぎて、、、
自分で働いた中で、やりくりするので、大変ですが、それがまた働く意欲にも!?
リサイクルだと、裄が短い、身幅が大きいと、あれこれ問題も、、、
でも、今回改めて、いつも先生がおっしゃっているように、
自分の寸法で仕立て着物は、フィット感が違い、着心地がとてもいいとわかりましたね。
これから先、段階を経ていくと、自装や他装の試験などでも、きちんとした
自分サイズのお着物も必要になってくるのが、悩みの種でもありますが、
まずは、一歩づつ、目先のことをこなしていこうと思います
着付けを習ったことで、ずっと実家の箪笥に眠っていた着物を生かせて本当に良かった。
そして、いつか、この着物も、娘も着てくれたらな。。。
25年の時を経て、こうして、自分で着られることに、とても感動しました。
これから、また目標に向かって、一歩づつ続けていきます。