今からちょうど7年前の今日の辛い出来事・・・

それは、すぐ目の前が自宅という時に起きました。

この日は雨、傘をさしながら両手いっぱい荷物を持ち歩いていたところ

携帯電話がなり、バッグから出そうとして、何かにつまずき転倒。

まず、両ひざをつき、咄嗟のことで手もつけず、そのまま右顔面を地面に強打しました。

すぐに血が流れだし、一体自分の顔が、今どんなことになっているのか?

恐怖がよぎり、右眉辺りからかなりの出血、怖くて鏡も見れなくて、、、

血の量から「病院で縫わないと・・・」と直観し、すぐ救急病院へ。

そんな状況の中でも、先生に「傷跡が残らないよう綺麗に塗って下さい・・・」と。

 

この写真は病院から戻り、携帯で自撮りしたもの。

あまりのショックとだんだん痛みが増し、朝まで眠れませんでした。

 

生まれて初めて、顔を縫うほどのケガをしたことは女性としてかなりショックでした。

当然、外にも出たくなく、誰にも会いたくない、引きこもりのような日がしばらく続きました。

それでも、買い物へ行ったり、家事をこなさなくてはいけなく、

ガーゼだらけの顔にサングラスやマスクで隠して外へ出ていました。

そんな時に、本屋さんで手にした美STのコンテストの応募の記事を目にしたのです。

「このままではいけない・・・」と何かにすがる気持ちで思いきって応募しました。

ですから、皆さんとはある意味で違った動機だったかもしれません。

その後、運よくファイナリストに選ばれた時の嬉しさは忘れられません。

 

最終選考のカメラテストの時の写真です。

ケガを隠したく右側からは撮られるのはイヤでしたが、ステキに撮って頂きました。

あれから7年経ち、傷は目立たなくなりましたが、

かなり強く打ったせいか、眉の上がへこんでしまっているのが気になります。

写真もあえて加工はせず、ありのままを出していますが

こうしてブログを見て下さっている方には全然わからなかったと思います。

 

そして、迎えた半年後のコンテスト当日の私です。

この時、47歳と最年長ファイナリストでした。

このgreenのドレスは、25歳の自分の結婚式の二次会で着た思い出のものです。

実は、あの転倒で両足にもかなりの傷跡がありますが、ちょうど膝が見えない丈なので。

撮影で、足が見える時は、ファンデを塗ってもらったり、修正して頂いたりしていました。

今でも気にして、右から写真を撮られるのが、好きではないのですが、、、

自分が気にしている程、他人は全く気にしていないということがわかり、

あえて隠すのは辞め、おでこも出しています。

 

もしあの時、このコンテストに応募していなかったら・・・

私は、やらないで後悔するより、何でも思ったらやってみようと思う性格です。

コンテストを目標に、次第に自分の気持ちも前向きになれ、

色々なお仕事や活動を通して、辛さから立ち直ることもでき、

本当にコンテストのおかげで精神的に救われました。

 

今年も第8回 美魔女コンテストが行われ、応募の締め切りも近づいています。

私のこの辛かった経験が、一歩踏み出すお力になればと思います。

もし迷っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ応募してみてはと思います。

 

あの日、ケガをしたのは、きっと意味があったのだと

今では、そう笑って思えるくらいになった自分にエールを送りたいと思います。