今日は、一日不安定なお天気のようで、ちょっとムシムシします。
毎月恒例の母との映画は。。。
『あなたの名前を呼べたなら』
経済発展が著しいムンバイが舞台。
未だ、身分による差別が残るインドでの、ご主人様とメイドの切ないラブストーリー。
こういうインド社会に変革を起こしたいという情熱で女性監督が作り上げたそうです。
こちらの劇場で、今までにもインド映画をいくつか観ましたが、
この映画は、定番の歌って踊ってというシーンはなく、
(お祭り?でちょっとだけ踊っていましたが)
ゆっくりと時間が流れる中、二人の心情を描いている素敵な内容でした。
サリーの美しさに魅力を感じるので、主人公の着ているサリーの色使いや
装飾品に思わず目がいってしまいましたね。
路地裏の美しいサリーの布地屋さんや小物などを売っているお店、
いつかインドにも行って見たくなりました。
ここ日本なら、何も気にすることなく、自由にこうして着けられるのに、、、
(私のブレスレットのブログはこちら★)
私たち、日本人には到底想像ができない現実がいくつかあり。。。
この主人公のように、夫を亡くし、ヒンズー教徒の場合、
未亡人は、装飾品を一切身に着けることは許されない行為という。
住んでいる小さな村から、大都会のムンバイに向かうバスの中で、
禁じられていた、幾つもの腕輪(チュリ―という)を着けるシーンに、
自立を目指す、主人公の強い思いが表れていて、思わず応援したくなってしまう。
近くて遠い二人の世界。。。
ラストシーンのあの一言に、胸が熱くなりました。
あの後、二人はどうなったのか気になります。。。
芳恵さま、
こちらの記事を読んでこの映画の事は気になっておりました。
https://www.asahi.com/and_w/20190723/733933/
私自身インドへは行ったことはありませんが留学時代に知り合った方がボンベイ出身でした。以前はボンベイと読んでいましたよね。未知の国に想いを馳せあれから何十年も経ちました。ずっとアーユルヴェーダにも興味があり何冊か本も買い一度は本場インドかスリランカで施術を受けたいと思っています。やりたい事だらけで困ります。
最近『ホテルムンバイ』と言う映画を観たばかりです。インドへの憧れは募るばかりですが30年弱前の話ですが当時シドニーで暮らしていた彼が里帰りした際にはトイレットぺーバー持参で帰省していました。良質の物がなかったらしいです。あと、インド人の彼ですら自宅でお母様が作られた食事にあたり大変な目に遭ったと話していました。どうやら水から合わなくなっていたようです。彼はちなみにカーストで行くとどこに当たるかわかりませんが中学でシドニーへ渡る前までランチはお手伝いさんが彼の家のお抱え運転手が運転する車で学校まで毎日届けていたそうです。この話からいくとかなり裕福な家庭ですね。
モカ様
コメント頂きまして、どうもありがとうございます。
そうなんです、私も公開前から、この映画監督の記事など目にしていて、
是非観てみたいと思っていたところ、いつもの劇場で上映ということでラッキーでした。
若い頃、あの美しいサリーに憧れて、インドへ行ってみたいな~と思っていました。
この映画を観て初めて、未だに身分による差別があることを知り複雑な思いに。
それぞれ生まれた国で、さまざまな違う生き方になってしまうんですね。
改めて、日本人で生まれて良かったと感じています。
いつか、インド社会もも少しづつ変わっていくといいですね。。。