アンティ-クのROLEX。

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goldのベルトに黒文字盤が欲しくて・・・

今のようにネットの時代ではなかったので、自分の足であちこち見て回っていました。

1995年ということは、今から20年ちょっと前・・・

代官山のショップを見ていた時、アンティ-クっぽい時計をされていた方がいて

ちょうどその頃、私も探していたこともあり、お声をかけさせて頂いところ

ご家族の方がアンティ-ク時計のお店をやられているので紹介して下さったのがきっかけ。

 

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ROLEXの象徴でもあります王冠。

あれから何年も経っていますが、自動巻のためか、今でもちゃんと動きます。

 

こちらも古いもの・・・

このように小さいアンティ-クレディ-スウォッチを『南京虫』と呼びます。

年配の方やアンティ-ク時計好きな方はご存知かもしれません。

 

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ゴールドのは私の母の若い頃の時計、結婚祝いに兄弟4人から贈られたもの。

シルバーのは、もっと古い祖母の物。

 

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昭和28年ですから、63年前のものですね。

ケースの中には、当時の領収書も一緒に、収入印紙は弐円。

 

若い頃、修理して使おうとしましたが、部品がなくできなかったので、、、

機能はしていませんでしたが、アクセサリー代わりにつけていました。

 

遠い昔からずっと続いてきた時間を今に受けついでいるのが魅力のアンティーク。

人の手から、また新たな人の手に・・・

どんな人が使っていたのかな〜と思いながら、大切に使っています。

二十代の頃は、あえて母の色々な古いものを身に着けるのが好きでしたが、

わが娘は、現代っ子らしく、全く興味なしです。

ただ、今使っている私の時計だけは、欲しがっています。

大事にメンテナンスをすれば、30年、40年と一生ものとして使えます。

私のものも、娘から孫へ受け継がれていって欲しいなと思います。

実家には、母が大切にしてきたものがまだまだ沢山あるので、

遊びに行っては、ちょこちょこ気に入ったものをもらってきています。

いつかは・・・パリの蚤の市を覗いてみたいですね。