10月に入り、歩くのにちょうど気持ちのいい季節になりました。
朝には、雨が降っていたので、どうしようかと迷いましたが、
だんだん晴れ間もでてくるということで、決行。
前回の駅からハイキングが、2019年2月だったので、約1年半ちょっとぶり。
【小湊鐡道共同開催】
~*「2020 上総国府のまち いちはら更科日記千年紀 平安時代を感じる史跡巡り(約13km)*~
五井駅⇒(小湊鐡道にて)上総村上駅(スタート)⇒戸隠神社⇒上総国分寺跡⇒上総国分尼寺跡⇒
市原八幡神社⇒光善寺⇒阿須波神社⇒牛車展示場(夢ホール)⇒五井駅(ゴール)
2020年は、菅原孝標女作の古典「更級日記」が書かれた市原から京への旅立ちから
千年となります。全国最大規模を誇った史跡「上総国分寺跡」「上総国分尼寺跡」等
作品と同時代の雰囲気が感じられるコースになっています。
目指すは、まずJR五井駅へ、30分ほどで到着。
こちらの一両編成車両の小湊鐡道に乗り換えます。
ただ、1時間に1本ほどなので、次の発車まで待つことになることも。
車内には、昭和レトロな扇風機、つり革、上にスライドのドア。
今でも、しっかり回っている扇風機にビックリ!窓から入る風も心地いい。
車窓から見えるのどかな風景。
次の駅、上総村上駅にて下車。
無人駅なので、車掌さんが一緒にホーム降りて、切符を受け取ります。
ナント!上りのホームのベンチに腰掛ける宇宙飛行士。
ロシアの芸術家、レオニート・チシコフ氏の現代アート
「7つの月を探す旅」の一つで、スーツケースを脇に置き、
列車をまつ宇宙飛行士を表現しています。
9月初めの読売新聞の千葉版にこの記事がでていて、是非見てみたい!
と、思っていたので、タイミングよく、なんだか嬉しい。
一緒に記念写真、「私も月に連れてって~」
受付を済ませて、いよいよ、ハイキングスタート。
今回は、いつもの地図、缶バッチの他に、更科日記千年紀クリアファイルとテッシュも。
お土産?があると嬉しいですね~
駅からハイキングファイルを作り、コースごとに地図や資料をファイルしています。
少し遠目から、駅を眺め。。。
2017年には、小湊鐡道の22施設が国の登録有形文化財に登録され
上総村上駅も本屋もその一つに選ばれました。
大正14年の開業当時のままの駅舎は、なんだかほっこりとします。
最初の目的地は。。。
『戸隠神社』
こちらでは、手書きの御朱印紙がケースに入っており、
お賽銭箱に100円をということで、収めて頂いてきました。
『国指定史跡 上総国分寺跡』
国分寺は、奈良時代の中頃、聖武天皇の詔によって全国に建立され僧寺と
尼寺からなる国立の寺院、面積は13万㎡に及ぶ広さです。
『国指定史跡 上総国分尼寺跡』
面積約12.3万㎡に及び、尼寺としては全国最大規模の広さとか。
途中には、大きな池があったり。。。
『市原八幡神社』
『光善寺』
『阿須波神社』
この後は、最後の目的地まで、のどかな風景を眺めながら、ひたすら歩くのみ。
暗い雲が多くなり、雨が降りそうな気配に、でも何とか大丈夫でした。
夢ホールにて、更科日記千年紀記念制作の「牛車」を想像復元し展示してありました。
生の和の演奏会も開かれていました。
ゴールの五井駅に無事到着。
気温も上がり、歩いていて汗びっしょりに、、、
歩行距離は、約13km、約4時間近く歩いていたことになります。
スマホの万歩計では、あっているのかどうか???3万歩くらいに。
流石に、お腹も減り、歩いた後のラーメンは、絶品でした。
今回の感想は、特に後半は、ひたすら歩くといった感じでした。
毎日、ママチャリで鍛えているので、翌日の今日も全く筋肉痛はなし!
コロナのこともあって、駅からハイキング自体の開催もなかったようですが、
また、これからも色々といいコースがあれば、参加したいと思います。
秋には、小湊鐡道やトロッコ列車で、養老渓谷へ紅葉を見に行きたいなと。
都内からも日帰りができる、のどかな里山巡りの小さな旅おススメです!
ゆったりと、レトロな列車に揺られていかがでしょう?