あっという間に8月に。。。

今日は猛暑日ですが、昨日は過ごしやすい日だったこともあり

毎月恒例の母との映画へ行ってきました。

 

『長崎の郵便配達』

 

長崎で被爆し、核兵器廃絶を訴えた谷口稜曄(すみてる)さんを描いた

ノンフィクション小説「THE POSTMAN OF NAGASAKI」が昭和59年に

英米で出版され、著者は、元英空軍大佐、故ピーター・タウゼント氏。

その娘で女優のイザベルさんが長崎を訪れ、父親の足跡をたどるドキュメンタリー映画です。

 

ピーターさんは、エリザベス女王の妹、マーガレット王王女との“世紀の恋”で知られ

あの『ローマの休日』の映画のモチーフとなった人物だそうで驚きました!

 

平成30年に、イザベルさんが日本へいらした時、ちょうど一年前に、

谷口さんも亡くなられており、残念ながら、会うことはかなわなかったようです。

 

この日も、お気に入りの一番後ろの端っこの席で。

赤が好きな母、赤い老眼鏡に、ずっと前に、私と色違いで買ったラリックの赤いリングを。

 

昔から、シャツにはきちんとアイロンをかけて着る母、この日もピシッと。

ましてや、この暑い時期に、アイロンがけめんどくさくないの?と聞くと、

「顔がシワシワだから、シャツまでシワシワだとおかしいでしょ!」と、大笑い。

大雑把な私は、しわ伸ばしも兼ねて、脱水せずに、濡れたまま干してしまいます。

 

パールのボタンがついた麻のシャツに合わせて、久しぶりにパールのピアスを。

今月は、もう一回一緒に行く予定なので、今から楽しみ。。。

 

明日9日は、被爆から77年となる「原爆の日」を迎えます。

この映画を通して、戦争によって、人々の幸せな日常が奪われてはいけない、

改めて、核なき世界へ、平和を願います。