リング〜続きということで・・・

今回は、ファッションから離れて、ちょっと女性の体のお話を。

50代に入り、周期も短くなり、ひと月に2回くることも。

規則正しい生理がいきなり2014年9月に出血が止まらなくなり病院へ。

その時は、ピルのようなホルモン剤を2週間飲み、その後出血も収まり、

飲み終えたら、またすぐ生理をおこし周期を整えるといった感じで、、、

それから、一年の間に1〜2回は止まらなくなることがあり、

そのたびに怖くなり、お産をしたかかりつけの医院へ。

今年も1月は10日、2月は15日、3月は10日、4月は10日間と期間も長く

そして5月、丸々初めて空いたので、いよいよ?間隔が空いてきて閉経・・・?と思っていると、

6月の初めから始まり、前月分までがまとめてきたのかと思うほど

二週間たっても一番多い日と同じくらいで、量や塊は減らず、、、外出も怖くて。

「もしや、このまま出血多量で死んでしまうの!?」と不安になったほどです。

子宮筋腫があるため、ない人に比べると多いのは仕方ないらしいのですが、

この20年間大きくなることもなく、閉経とともに小さくなるとも言われ

位置的にも大丈夫ということでそのままにしています。

閉経が遅い人の特徴として、更年期以前から生理の経血量が多いことがあります。

このタイプは、エストロゲンの分泌量も多く、閉経までに時間がかかるようです。

閉経が遅ければ、その分、女性の美と健康に大切なエストロゲンの作用を

長く得られるという利点もあります。

が、あまり遅いと「遅発月経」といって、乳がんや子宮体癌のリスクを高めてしまいます。

 

昨年にも同じことがあり病院へ、その都度、先生に勧められながらも、

もうすぐ閉経するだろうし・・・体に異物を入れることに抵抗があり拒み続けていましたが、

まだまだ数値的に終わらないということもあり、体の負担も軽くしようと、

「ミレーナ」を装着する決心をしました。

 

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ミレーナ(こちらは見本)は、子宮内に黄体ホルモンを持続して放出するリングです。

自分の体に入るものですので、きちんと目で確認しておきたく、見せて頂きました。

一度装着すれば、5年間効果が持続します。

もちろん、避妊効果もあるものですが、私のよう過多月経の治療としても使われ、

その場合は、保険適用となり、1万円しないくらいです。

ミレーナから放出されるレボノルゲストレルは子宮内膜の増殖を抑える働きがあるため、

子宮内膜は、薄い状態になり、月経量を減少させるようです。

これで、生理がラクになれば・・・と思いましたが、やはりデメリットや副作用もあります。

お産を経験しているので、装着時の痛みはなかったのですが、

装着後が陣痛に似たような痛みで、お腹と腰の痛みがしばらく続きました。

装着すれば、2〜3日で止まるだろうと思っていましたが、

ひと月経っても量が減らず、止まらない、貧血の鉄剤は飲んでいたので大丈夫でしたが、

本当にこの判断で良かったのかと不安になり、セカンドオピニオンを兼ねて、

自分なりに色々調べて他の女性専門のクリニックへも。

こちらを装着することで、人によっては、1〜2ヶ月続く人もいるとのことで、

やはり、こちらの病院でも、同じように少し様子をみましょう!ということに。

正直まだ少量ですが、現在も続いています。

 

注射で月経を半年止める方法もあるようですが、同時に女性ホルモンも止めることに。

今、この症状以外、いわゆる更年期障害が全くないので、

無理に止めて、今までにない様々な症状が出てくるのも困るので、、、

知人に聞くと、サッと終わった方ばかりで、私のようにダラダラ続くことがある人がいなくて、、、

母に聞くとやはり長くあったようなので遺伝もあるのかもしれません。

来月から、期間も短く楽になればいいなと思っています。

 

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来月には53歳を迎えます。

一年ほど前まで、毎月あんなに胸が張って張って痛かったのに、、、

悲しいかな、今はもう全然なくてなんだか淋しい気もします。

女性ホルモンが高いと癌のリスクが上がりますので、定期検診をきちんと受けて、

自分の体の不調や変化を見逃さず、もう少し付き合っていこうと思います。

同じ症状で苦しんでいる方の少しでも参考になればと思います。